こんにちは!はまみらいプロジェクトの石和と河野です。
横浜市と言えば、山下公園や海の公園など有名な公園がいくつもありますよね。いざ公園に遊びに行こうと思っても、どれも魅力的な公園なので、どこに行こうか迷ってしまいますよね。そこで、私たち二人で横浜の海沿いの公園をいくつかピックアップして、それぞれ特徴や印象、評価をお伝えしていこうと思います!
今回、公園を評価するにあたって独自の評価項目を5つ用意しました。
① エンジョイ:園内又は周辺でアクティビティや買い物が楽しめる
② のんびり:ベンチや日陰の多さ
③ 自然:主に芝生などの緑の多さ
④ 景色:園内から見られる景色の良さ
⑤ レア度:他の公園では感じられない体験ができる
皆さんの公園に行く目的や好みと、この5項目を照らし合わせながら読んでもらえると、オススメの公園がどれか分かりやすいと思います!
1.海の公園
横浜と言えば海!と考える方もいるのではないでしょうか。まずは、海を一番間近で感じられ、横浜で唯一海水浴場をもつ「海の公園」を紹介していきます。実は八景島シーパラダイスとかなり近いので、八景島シーパラダイスに行くときにちょっと寄り道するのもいいかもしれませんね!
[海の公園南口駅側(右奥に見えるのが八景島シーパラダイスです)]
海の公園南口駅を降りて目の前が海の公園です。そのまま真っ直ぐ進むとすぐに海が見えてきます!海と砂浜が約1km続いており、どこからでも海に触れることが可能です。春先には潮干狩り、夏には海水浴やサーフィン、といった海ならではのアクティビティができる他にも、ビーチバレー場、ウインドサーフィン艇庫などのマリンスポーツ施設や、サッカーなどに利用できる芝生のグラウンド「なぎさ広場」やバーベキュー場が用意されており、一年を通して様々な海辺のレジャーを楽しむことができます。
[バーベキュー場(左)、ビーチバレー場(中央)、公園内の歩道(右)]
[八景島駅側]
(評価)
エンジョイ ☆☆☆☆☆
のんびり ☆☆☆☆☆
自然 ☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
レア度 ☆☆☆
さらさらの砂に海の香りが心地よいです。都心では中々海に入ることができないので、海に浸かる感触が新鮮でした。海も砂浜も芝生も整備が行き届いているので全体的にとても綺麗です。海辺のレジャーを楽しみたい、海や砂浜、潮の香りを直接感じたい方にオススメです。遊びに行くときはサンダルで行くと濡れても大丈夫なので安心です!
2.港の見える丘公園
続いて「港の見える丘公園」を紹介します!公園の周りは洋館も多くあり、外国人の方も多く見かける場所なので華やかな雰囲気がしています。
[港の見える丘公園入口(左)、看板(右)]
港の見える丘公園は名前の通り丘の上にある公園なので、丘の上から海、横浜港、横浜ベイブリッジを眺めることができます。普段の視点からは見ることができない部分も見えるので、少し珍しい景色なのではないでしょうか。
[展望台(左)展望台から見える景色(中央)(右)]
景色はもちろんですが園内には、イングリッシュローズの庭や噴水、日時計なども揃っています。春にはお花に蝶が集まることがあり、自然も豊かな公園です。
(評価)
エンジョイ ☆☆☆
のんびり ☆☆☆☆☆
自然 ☆☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆
上からの眺めの良い景色と、豊かな自然や丘の上の空気が心地よい公園です。静かな住宅街の上にあり、日陰やベンチもあるので、いつもよりものんびり過ごしたいという方にオススメですね。
3.山下公園
3つ目は「山下公園」です。横浜の中でもかなり有名な公園なので、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
[海沿いの長い歩道]
この海沿いの歩道では波音と潮風を感じながら横浜港と船を間近で見られます。さらに、横浜マリンタワーやみなとみらいなど横浜の有名な観光地が一望できます。綺麗な芝生や草木、お花も整備されており、ペットのお散歩をしている人も多いようでした!
[水の守護神の噴水(左)、未来のバラ園(右)]
未来のバラ園では、春に咲くバラと秋に咲くバラがあるので、時期を合わせて行ってみるととてもきれいなバラ園を見ることができます。バラの種類と本数が約160種、1,900株と、様々なバラを見ることができるので一年を通じて楽しめますね!
(評価)
エンジョイ ☆☆☆
のんびり ☆☆☆☆
自然 ☆☆☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆
整備が行き届いた緑と間近で感じることができる海と船がポイントです!日差しがさしてあたたかく気持ちの良い場所で、ちょっとした運動やお散歩などをしたいという方にオススメです。
4.赤レンガパーク
山下公園から歩ける距離にある「赤レンガパーク」です。赤レンガ倉庫の目の前にある公園で、お買い物をした後に休憩でちょっと立ち寄るのもいいかもしれませんね。
[赤レンガ倉庫(左)、公園内の芝生エリア(右)]
[ASUKA Ⅱ(左)、釣りをしている様子(右)]
ASUKAⅡが来ている時は大迫力で、船を間近で見ることができてとてもワクワクしました。また、海岸沿いの柵に沿って釣りをしている人も多かったです。実はある場所に、横浜三塔が一度に3つとも見られるビューポイントがあります!実際に公園に行って探してみてください!(ヒント:足元に、あるマークが…)
(評価)
エンジョイ ☆☆☆☆☆
のんびり ☆☆☆
自然 ☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆
赤レンガ倉庫やASUKAⅡの迫力のある景色、横浜三塔が見えるビューポイントがあるなど横浜らしいものをいろいろな方向から楽しむことができます。山下公園からもすぐなので、同じ海を違う方向から見比べてみるのも面白いと思います。みなとみらいに遊びに行く人や釣りをしてみたい人、大きな船を見たい人にオススメです。
5.ハンマーヘッドパーク
赤レンガパークからさらに歩いて「ハンマーヘッドパーク」に到着です。ハンマーヘッドパークは横浜ハンマーヘッドに隣接している公園です。特徴的なのが、大きなハンマーヘッドクレーンです!みなとみらいの新港ふ頭に2020年8月28日(金)にオープンしたばかりの公園なので、まだ行ったことがない方も多いのではないでしょうか。
[ハンマーヘッドパーク]
下から見上げるとハンマーヘッドクレーンが大迫力で見られます!そもそも皆さんはこのクレーンが何か知っていますか?1914年、新港ふ頭の西側の突堤に日本で最初の湾港荷役専用クレーンとして整備されたものがハンマーヘッドクレーンなんです。最大50トンまでの鋼材や重量物を運ぶことができ、金づちに形状が似ていたことから「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれるようになりました。もう役割を終えたのですが、100年以上経った今でも、新港ふ頭のシンボルとして横浜の海を見守っています。
ちなみに階段の下からは、海はもちろん、よこはまコスモワールドの観覧車「コスモクロック21」や横浜ランドマークタワーなど有名スポットが見えます!
(評価)
エンジョイ ☆☆☆☆
のんびり ☆☆☆☆☆
自然 ☆☆
景色 ☆☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆
まだできたばかりの新しい施設で、設備も綺麗な状態なので心地よく利用できます。横浜ハンマーヘッドにはカフェやレストランが多いので何か食べ物や飲み物をお店で買って、階段でのんびりするのも良さそうです!視界を邪魔するものがないので、開けた海を見ながらゆったり食べることができます。
6.臨港パーク
今回ピックアップした中で、みなとみらいエリア最後の公園、臨港パークを紹介します。臨港パークはパシフィコ横浜の屋外エリアにある公園で、横浜港を臨む抜群のロケーションが目の前に広がるみなとみらい地区最大の緑地です。
[臨港パーク(海側)]
臨港パークも弧の形に海が広がっており、波音や海の香りが感じられます。柵はありますが、波が荒い時には柵のすぐそばにいると濡れることもあります!この公園でも海釣りをしている方が多く、私たちが公園に行った日も魚を釣り上げている方がいました!
[臨港パーク(芝生側)]
海側のすぐ後ろには青々とした綺麗な芝生が広がっています。平らな地形をしているので、木陰でピクニックをしている方もいました。視界が開けているので、子どもと一緒でも安心してのんびりできると思います。海を感じながらピクニックをすると気分が良いのでオススメです!
(評価)
エンジョイ ☆☆☆
のんびり ☆☆☆☆☆
自然 ☆☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆
みなとみらいという都会なエリアにある、海も芝生も揃った自然豊かな公園です。海で釣りをするのもいいですし、広い芝生でのんびり過ごしたり、走り回ったりするのもいいですね!釣りやピクニックなどのんびり過ごしたいという方にオススメの公園です。
7.大黒ふ頭中央公園(スカイウォーク前)
次はエリアがかなり変わって、鶴見区にある大黒埠頭中央公園(スカイウォーク前)を紹介します。大黒ふ頭中央公園は、海の中に浮かぶ大黒ふ頭の西側にある公園です。街中から離れた場所にあり、産業用のエリアとして活用されているため、今までに挙げた場所とは、かなり雰囲気が違います。
[大黒ふ頭中央公園(左)、運動広場(右)]
海沿いの方と比べると、公園内部は緑が多く、地面にはどんぐりがたくさん落ちていました。サッカーコートやテニスコートが用意されているので、運動をしたい方はスポーツを楽しめるのではないでしょうか。
[スカイウォーク(左)、スカイウォーク前(右)]
グラウンド側から道路一本を挟んだところにスカイウォークがあります。公園内部では緑が多めでしたが、スカイウォーク前からは海とベイブリッジを見ることができます。現在、スカイウォークは工事中で立ち入ることができないのですが、開放時はスカイプロムナードという所でベイブリッジを歩くことができる展望施設です。2022年春ごろまで工事の予定なので、それ以降に私たちも行ってみようと思います!
[ベイブリッジ(左、右)]
いかがでしょうか。下から見るベイブリッジは圧巻ですね!橋の構造を普段気にすることは無かったのですが、鉄骨の入り組んでいるところを見るとベイブリッジの設計のすごさを感じられました。ベイブリッジの真下からの光景はここならではの体験です。
現在、横浜市営バスの109系統【特急】が令和4年9月30日まで運行しており、横浜駅からも一本で行けるようになりました。夜にはライトアップされたベイブリッジとみなとみらいを一望できます。夜景も綺麗なので夜に行くのもおすすめです。
(評価)
エンジョイ ☆☆☆
のんびり ☆☆☆
自然 ☆☆☆
景色 ☆☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆☆
真下から見るベイブリッジは圧巻の光景で、他では見ることができない景色を味わえます。ここでは迫力のある写真が撮れるので、カメラを準備して行くのも良いと思います!また、釣りを目当てに行くのもいいでしょう。珍しい景色が見たい、映える写真を撮りたい、釣りをしたいという方々にオススメです。
8.海芝公園
今回最後となる公園は「海芝公園」です。この公園の名前を聞いたことがある方はいらっしゃるでしょうか。この公園は海芝浦駅にある公園で、あまり大きい公園ではないのですが、改札の外は東芝の事業所があるため、通常の乗客は改札の外に行くことができないという珍しい駅にある公園なのです!
[海芝浦駅側(左)、海芝公園側(右)]
駅自体が海に面しているので、電車からホームに降りてすぐ目の前に海が広がります。公園は小さいながらも、木や花がいくつも植えられており、海と緑が共存しています。
[海芝公園からの眺め]
海に面した駅にある公園なだけあって、海を目の前で感じることができます。波が荒くなる時には波しぶきが上の方まで飛び散るので、海の迫力ある写真が沢山撮れました! 公園内にはベンチがいくつかあるので、座りながら波の様子を眺めるのも面白いですね。また、工場風景や海を走る船、鶴見つばさ橋を走る車が一望できるので、神奈川県の工業面についても感じることができます。
(評価)
エンジョイ ☆☆
のんびり ☆☆☆☆
自然 ☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆☆
公園の大きさは小さめですが、他の公園では味わえない景色や風情が海芝公園では味わえます。周りの音が少ないので、気持ちのいい海風を感じながら、波の音や動きを目の前でじっくり味わうことができるため、満足度の高い公園です。波の様子を動画や写真で収めてみてはいかがでしょうか!みんなが知らないような場所に行ってみたい、秘境駅に興味があるという方にオススメの公園です。ちなみに電車の本数がかなり少ないので、行く時は計画を立ててから行くのがオススメです!
9.まとめ
いかがだったでしょうか。あなたの目的や好みに合いそうな公園は見つかりましたか?横浜には公園が沢山あるので、今回取り上げた公園以外にも面白い公園がいくつもあります。観光したい時、運動したい時、気分転換したい時など、たまには公園に行ってみるのもいいのではないでしょうか!その時にこの記事が参考となればうれしいです。
経営学部経営学科 石和京華
都市科学部都市基盤学科 河野ひなた
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