こんにちは!はまみらいプロジェクトHPチームの久保です!
全5回にわたってお届けする、はまみらいメンバーが実際に行っている「災害への備え」に関する記事の第2弾、今回お伝えするテーマは「日頃行っている災害への備えーもの編ー」です。今回の記事ではメンバーが日頃から行っている備えのうち、備蓄や家具の固定など主に「もの」の関する備えを中心にお届けします!
1.災害による直接の被害を防ぐための備え
まずはモノの備えのうち災害による直接の被害を防ぐためのものについて、メンバーが実際に行っているものをお伝えします。なお、ここでは主に台風など強風による災害と地震による災害の2つに分けてまとめていきます。
台風など強風による災害に対しての対策では、次のようなものがあります。
・窓ガラスに養生テープを貼る
・ベランダや屋外のある物を中にしまう
強風が吹くと屋外にある軽い物は簡単に吹き飛ばされてしまいます。飛ばされたものが自宅や近所の方の窓ガラスを割ったり車などを傷つけたりする恐れもあるため、屋外にあるものは屋内に退避させましょう。大型のものは重石やロープで固定を行いましょう。また雨戸やシャッターをあらかじめ閉めておくことで、ガラスが割れるというリスクを減らすことができます。カーテンやブラインドを閉めておくことで、ガラスが飛び散るのを防げます。養生テープ等を窓ガラスに貼ることでガラスの飛散も防げます。
地震による災害に対しては、次のようなものがあります。
・倒れやすい家具の固定
・耐震マットの設置
・少しでも安全な場所の確認
倒れやすい家具の固定や耐震マットの設置を行うことで、家具が倒れその下敷きになることや、避難経路が塞がれ閉じ込められるリスクを軽減できます。またあらかじめ安全な場所を確認しておくことで、もしもの際にはそこに隠れて身を守ったり適切な避難経路を定めたりするなど命を守ることにつながっていくでしょう。
2.物資に関する備え
次にメンバーが行っている物資の備えについてまとめていきます。次のようなものがありました。
・常時携行品の用意
・非常用持ち出し袋の準備
・防災用保存水の備蓄
・非常食・保存食の備蓄
・貴重品の場所の統一
非常持ち出し袋や水・食料の備蓄をしている人は多いと思いますが、常時携行品というものの聞き覚えがない人もいらっしゃるかもしれないです。常時携行品とは外出時に災害が起こり、いざというときにすぐに役立てるように日常から準備するものです。人によって異なりますが、主に用意するものは以下のようなものです。
・飲料水
・携帯食料
・笛やホイッスル
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・携帯電話の充電器
・筆記用具とメモ など
必要に応じて増減できるといいですね。
非常用持ち出し袋については、災害時すぐに持ち出せるようにするために玄関に置いておくという声もありました。また最近では「飾れる防災ボックス」というものも出ています。従来の非常持ち出し袋はあまり飾り気のないデザインであり、おもてに置かずにいたために、災害時にすぐに見つけられない可能性がありました。しかしこのボックスを飾っておくことで、災害時にすぐに見つけて避難行動に役立てることができます。
3.最後に
ここまで主にものに関する備えについてまとめていきましたが、いかがだったでしょうか。近年災害の危険性が叫ばれており備えの重要性も高まって来ていますが、どうしても災害に関する備えはつい後回しにしてしまうこともあるかもしれません。ただ災害が起こってからでは遅く間に合いません。平時から考えて少しずつでも備えや対策を進めていけるといいですね。
最後になりますが、定期的に非常用持ち出し袋の中身や非常食などを確認することもとても大切です。物資をずっと入れっぱなしにしていると賞味期限が迫ってきたり、懐中電灯の電池が切れていたりすることも十分考えられます。この状態ではせっかくの備蓄の意味も薄れてしまいます。ぜひ定期的な確認をし、必要であれば交換や買い足しをしていきましょう。
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都市科学部都市基盤学科 久保智裕
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